楽しみながら、プロの技法を学ぼう。
いつか、子どもたちと作ってね。
こんにちは!
うちの大学では、「芸術表現」という科目があるのだけど、
その中で毎年、大きな動物の壁面装飾を作ってもらっています。
制作手法として、はらぺこあおむしで有名な「エリックカール」さんの技法を参考にして
色紙を自分たちで作って、それを切り貼りして作るのね。
エリックカールさんの公式サイトはこちら
エリックカール風壁面装飾の作り方
授業では大きいのを作るけど、小さいものでも大丈夫。
①図案を考える
(授業では動物ってお題を出してる)
②図案を大きな紙に描く
(直接描くのもいいし、印刷してもいい。
大学では大物を作るので、小さい図案をプロジェクターで大きく映し出してなぞります。)
③色面を分ける
(「手」や「足」みたいに分けてもいいし、ランダムに分割してもいい)
④作品に合わせて色紙を作る
(不透明絵の具を使うとキレイ)
⑤②を分けた色面で切り取って型紙にし、④を切っていく
(この時に、切り取った型紙に数字を書いておくと再構成しやすい。また元画像を写真に撮っておくとわかりやすいね)
⑥元画像や数字を元に、切り取った色紙⑤を再構成して貼り合わせる。
(別の大きな紙を用意して、そこに貼り付けるといい)
文字にすると難しそうだけど、結構簡単にできます。
楽しく、プロの技を学ぶ
この授業はチームで一つの大きな作品を制作するのだけど、
どんな動物にするか、色面分割をどうするか
学生たちが話し合いながら決めていく。
色面分割に応じて、色紙を作っていく。
コツは、わざと色ムラが出るように塗っていくこと。
それが、いい味になるんだな。
この色紙、何に描いてるかっていうと、
カレンダーの裏っす!
カレンダーの紙って結構厚手で丈夫だし、12枚同じ大きさだったりするんで作りやすいのさ。
なので、使わないもしくは終わったカレンダーをそのまま取っておいて、この授業に使うわけね。
そしてそれをあらかじめレイアウトしていた色面分割の型紙に沿って切り取る。
それを再構成して貼り合わせればできあがるんだ。
製作の様子。「この番号の紙、どこー?」とかやってる。
そして完成。
ね、色ムラがある方が複雑な色合いになっていいでしょ^^
何より、ワイワイおしゃべりしながら共同制作するのが楽しいよね!
楽しみながら、芸術家、アーティストの手法を学べるのがいい。
卒業して保育現場に行ったら、子どもたちと作ってもらいたいなあ^^
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